ホールドとは、購入した暗号資産(仮想通貨)を売却せずに長期間保有し続けることを指します。同じ意味で「ガチホ(ガチでホールドする)」というワードがSNSを中心に使用されていました。
価格上下の激しい暗号資産において、チャートに張り付いて短期的に取引を繰り返すよりもホールドした方が利益が生まれるパターンが見受けられていることから、ホールドを目的に暗号資産へ投資するユーザーも多くいます。
メリットとしては先述の通りチャートに張り付く必要がなく、小額の初期投資で大きな資産になる可能性があるため初心者でも始めやすい点が挙げられます。取引回数が減れば、その分課税回数も少なくなるため、精神的にも負担が少ないと言えるでしょう。
とはいえ、そもそも購入する銘柄を選ぶのにはリスクが伴います。数ある銘柄の中で今後確実に価値が上がる保証はまずありません。一日で数十万円の価格変動が起こるのは消して珍しいことではなく、使用している取引所へのハッキングや倒産によって資産が失われるリスクも視野に入れておかなければならないのです。
自分の中で明確な期間と一定額のラインを定め、ホールドだけに頼らず分散投資することで対策を講じておく必要があります。
ポイント!
・購入した暗号資産(仮想通貨)を売却せずに長期間保有し続けること
・メリット: チャートに張り付く必要がない、小額投資で大きな資産になる可能性がある、課税回数が減る、精神的負担が少ないため初心者向き
・デメリット: 選定した銘柄の価格が上昇する保証はない、取引所へのハッキングや倒産によって資産が失われる可能性がある