ホワイトペーパーとは、暗号資産(仮想通貨)の内容説明や報告がまとめられた資料のことを指します。
ICOが実施される際には、そのプロジェクト内容を投資家へ説明するために詳細を記載したホワイトペーパーが発行されます。具体的に例を挙げると、ICO発行者の自己紹介に始まり、必要性、市場規模、課題とその解決案、目標までのロードマップ、体制、調達資金の使途と分配方法などです。
ホワイトペーパーは日本語で「白書」と呼びますが、そもそも白書とは政府等の公的機関が発行する報告書のことを呼ぶときに使われる用語でした。例えば、国土交通省が発行する「国土交通白書」がそれにあたります。
近年では民間の一般企業が発行する資料もホワイトペーパーと呼ばれるようになり、それが転じて暗号資産(仮想通貨)でも使われるようになりました。
ポイント!
・暗号資産(仮想通貨)の内容説明や報告がまとめられた資料のこと
・ICO実施の際には投資家への説明書としても発行される
・もともと政府の公的機関が発行する報告書の呼び名だった(「白書」のこと)