KYC(Know Your Customor)とは、日本語で「顧客確認」のこと。
暗号資産(仮想通貨)においては取引所で口座開設をする際の本人確認として、免許証等の本人確認書類や顔写真の提出、住所確認のためのハガキ受け取りといったプロセスのことを指します。
暗号資産が始まった当初はこういったプロセスの必要はありませんでしたが、現在多くの取引所ではKYCが必須となっており、近年ではICOへの参加にあたってもKYCが求められることが多くなりました。
目的としては、匿名性の高い暗号資産取引でマネーロンダリングといった不正利用のリスクを避けるために設けられたものです。この徹底した本人確認はユーザーが安心して取引できるための重要な役割を持っており、世界的にもKYCの採用が広まっています。
ポイント!
・暗号資産(仮想通貨)取引所で口座開設の際の本人確認のこと
・マネーロンダリングといった不正利用のリスクを避けることが目的
・世界的にもKYCの採用が広まっている