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MLM(マルチレベルマーケティング)とは

MLMとは、マルチレベルマーケティング(Multi Level Marketing)の略称で、正式名称は「連鎖販売取引」です。
連鎖販売取引とは、個人を販売員として勧誘し、その個人にまた別の販売員を勧誘させる形態で、所属する組織を連鎖的に拡大して行う商品・権利・役務取引のことを指します。

俗称で「マルチ商法」「ネットワークビジネス」と呼ばれることもあります。この並びを見ると連鎖販売取引は違法であるかのように思えますが、法律さえ順守していれば違法でも何でもない、ビジネス手法の一つに過ぎないのです。
具体的には、以下のような特定商取引法の条件を全て満たすものが連鎖販売取引法にあたります。

1. 物品や権利販売または役務提供を行う事業で
2. 再販売、受託販売もしくは販売のあっせんをする者を
3. 特定利益(紹介料・販売マージン等)が得られると誘引し
4. 特定負担(入会金・商品購入費・研修費等の金銭的負担)を伴う取引をすること

例えば、「入会すると30%オフで商品を買えるので、誰かに声をかけてその人に元々の売値で売れば儲かる」「知り合いに紹介してその人が入会すれば紹介料1万円がもらえる」といったビジネス手法です。
MLMが成功している事業者としては、「日本アムウェイ」「ニュースキンジャパン」などが挙げられます。

条件を満たしていれば違法にはなりませんが、商品に対して価格が見合っていなかったり、クーリングオフに応じなかったり、無理やり商品を買わせるような行為があれば違法になります。
また、暗号資産(仮想通貨)の大波に乗って「絶対儲かる」「元本保証」といった文言付きの暗号資産セミナーが開催されていればそれは要警戒です。投資において「絶対」はあり得ません。必ずリスクを考慮した上で参加するか考えましょう。

ポイント!

・「連鎖販売取引」の俗称で、個人を販売員として勧誘し、その個人にまた別の販売員を勧誘させる形態で、所属する組織を連鎖的に拡大して行う商品・権利・役務取引のこと
・ビジネス手法のひとつで、法律を遵守していれば違法行為には当たらない
・投資にはリスクが伴うので参加には注意が必要

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