ポンジスキームとは投資詐欺手法のひとつで、出資金を騙し取り、それを元手に新たな出資金を騙し取る詐欺行為のことを指します。
例えば、「絶対に儲かる高配当の投資」などとうたい、出資者から集めた資金を配当金に充てる方法があります。
実際には何も運用していないので、配当金を払うために新たな出資者を集め続けなければいずれ破綻しますが、もちろん最後まで責任を取ろうとする詐欺師はいないでしょう。ある日突然いなくなる詐欺師が多く見受けられるように思います。
騙された出資者は、最初の頃に小額の配当金があったために、出資額以上の金額が戻ってきて最終的には大きな利益に繋がると信じてしまっているので、長期間に渡り騙し続けられるのです。
暗号資産(仮想通貨)に限らず、あらゆる投資において「絶対に儲かるもの」はありません。
投資には少なからずリスクが伴い、投資家はこれを理解した上で資産を運用しています。損益が出る場合のことも考えて、あらかじめ対策を講じることで最小限に被害を抑えるよう努める必要があることを理解しておきましょう。
ポイント!
・投資詐欺手法のひとつで、出資金を騙し取り、それを元手に新たな出資金を騙し取る詐欺行為のこと
・「絶対に儲かる投資」はありえない
・リスク回避の対策を講じることが必要