イーサリアムとは暗号資産(仮想通貨)そのものの名称ではなく、スマートコントラクト機能を備えたプラットフォームの総称で、「ワールドコンピューター」とも称されています。
スマートコントラクトとは、人を介さずに自動化されたプログラムで契約が実行されるシステムのことです。
例えばICカードで駅の改札を通るとき、電車に乗る契約が自動的に行われるのもスマートコントラクト機能と言えます。
また、ネットワークに参加しているすべてのコンピューターが相互につながっているブロックチェーン上で行われるため、一部で不正があっても他のコンピューターと照らし合わせることで、データの改ざんを防ぐことができのも特徴の一つです。
これがワールドコンピューターと称される理由ですね。
このイーサリアムを利用するにあたり適用される暗号資産が「イーサ(ETH)」です。
イーサはビットコイン(BTC)に次いで人気の高い暗号資産で、2022年3月現在、時価総額第2位の暗号資産になります。(※CoinMarketCap調べ)
ビットコインより複雑な取引や契約が行えるイーサリアムは今後、デジタル資産を保有できるNFTの分野で大いに活用できると期待されています。
ポイント!
●イーサリアムとはプラットフォームの総称
●ブロックチェーン上で実行されるスマートコントラクト機能で安全に素早く取引
●NFTの分野で注目されている