イーサリアムクラシック(ETC)とはイーサリアムから分裂して生まれた暗号資産(仮想通貨)です。
2016年に起きた「THE DAO」事件と呼ばれる有名なハッキング事件がきっかけで分裂しました。
日本円にして50億円相当が流出した有名な事件ですが、本家「イーサリアム」はこれを無かったことにし、その対応に不満を持った勢力が新たに生んだプラットフォームが「イーサリアムクラシック」なのです。
基本的な構造はイーサリアムと同様にスマートコントラクト機能を導入していますが、主にIoTプラットフォームとしての役割を担う開発方針を軸としています。
また、イーサリアムの特徴として発行上限を設けていないことが挙げられる一方、イーサリアムクラシックは約2億1000万ETC〜約2億3000万ETCに発行上限が設けられています。
発行上限が設けられている=有限の資産であるため、市場の供給量が減り続け、通貨の価値が上がるととして注目を集めているのです。
ポイント!
●イーサリアムから分裂して誕生
●IoTプラットフォームとしての役割を担っている
●発行上限あり!(イーサリアムは発行上限なし)