ビットコインとは、一番最初に作られた世界初の暗号資産(仮想通貨)でサトシ・ナカモトにより発明されたと言われています。暗号資産=ビットコインという認識を持つ人が多いほど、世界中で流通しています。
通貨名は「BTC」で、発行上限は2,100万枚。この発行上限が定められていることで希少性は上がっていき、2022年3月現在、1BTC=約580万円(※Google Finance調べ)の価値がある右肩上がりの暗号資産なのです。
国家が価値を保証する法定通貨(円・ドル等)や、企業が管理しサービス運営するsuica、nanacoといった電子マネーとは異なり、ビットコインの発行・管理・監視・価値決定に至るすべてはビットコインのユーザーが行っています。
取引の記録をまとめた「ブロック」を「チェーン」に繋げ、これまでの全取引を管理・監視できる「ブロックチェーン技術」と呼ばれる仕組みを基盤としており、ユーザー同士が監視し合うため事実上データ改ざんが不可能と言われています。
ビットコインはインターネット接続さえあれば国境関係なく世界中で利用することができ、電子マネーと同じような使い方でどんどん普及してきています。日本でもネットショップはもちろん、リアルな販売店舗や飲食店でもビットコインで決済できる場所が増えてきているのです。
また、法定通貨や電子マネーを個人間で直接送金することは不可能ですが、ビットコインは送金相手のビットコインアドレスさえ分かっていれば国内外問わず送金することができ、国や銀行などの第三者を介さないため送金手数料が安くなります。こういった機能はクラウドファンディングや寄付にも応用されており、ビットコインは私たちの身近に馴染みつつあります。
・暗号資産(仮想通貨)のひとつ
・ブロックチェーン技術が基盤
・ネットショップや実店舗でもビットコイン決済できる