RSIとはRelative Strength Index (相対力指数)の略称で、一定期間の値動きに対して「買われ過ぎ」「売られ過ぎ」を数値化するテクニカル分析手法のことです。市場相場の状態が上昇トレンドにあるのか、下降トレンドにあるのかを見極めるために使われています。
RSIは以下の計算式によって算出することができます。
【X日間の値上がり幅合計÷(X日間の値上がり幅合計+X日間の値下がり幅合計)×100】
※Xに入る値として9日、14日、22日などが使われることが多い
数値は0~100%の間で推移し、0%に近ければ近いほど売られ過ぎ、100%に近ければ近いほど買われ過ぎの状態となります。基準値は50%のラインとなり、一般的に70~80%を超えると「買われ過ぎ」、20~30%を下回ると「売られ過ぎ」とされています。そして、チャートが50%より上に位置している場合は上昇トレンド、50%より下に位置している場合は下降トレンドであると読むことが可能です。
RSIは金融商品全般に使われる分析手法ですが、基本的には市場相場に大きな値動きがない時に有効であると考えられています。そのため、ボラティリティが大きくなりがちな暗号資産(仮想通貨)に対して使用する際には注意が必要です。
・Relative Strength Index (相対力指数)の略称で、一定期間の値動きに対して「買われ過ぎ」「売られ過ぎ」を数値化するテクニカル分析手法のこと
・相場の状態が上昇トレンドにあるのか、下降トレンドにあるのかを見極めるために使われる
・ボラティリティが大きくなりがちな暗号資産(仮想通貨)に対して使用する際には注意が必要