ビットコインアドレスとは、銀行の口座番号に近いもので、ビットコインのウォレット管理や送金・受金の際に必要な文字の羅列です。26文字以上25文字以下の英数字で構成されており、秘密鍵と公開鍵によってセキュリティ保護されています。
秘密鍵とはパスワードのようなもので自分で管理しなければならず、送金時の署名に使われます。この秘密鍵を元に公開鍵が作られ、秘密鍵で暗号化された送金データの復元に使われます。そして、公開鍵を元にビットコインアドレスが作成されるのです。ビットコインアドレスから公開鍵の特定は不可能で、公開鍵から秘密鍵の特定も不可能となる仕組みのため、高い安全性が期待できます。
ビットコインアドレスを間違えると全く関係ない人に送金することになってしまい、誤送金するとほとんどの場合、送金したビットコインを取り戻すことは極めて難しいです。こういった誤送金防止のため、ビットコインアドレスはQRコードで表示されることが多く、特にスマートフォンでのやり取りの際に広く活用されています。
インターネット環境とビットコインアドレスがあれば簡単に送金・受金できますが、その分、使用時には十分な注意が必要です。
ポイント!
・ビットコインのウォレット管理や送金・受金の際に必要な文字の羅列
・秘密鍵と公開鍵によってセキュリティ保護されている
・ビットコインアドレス使用の際には注意が必要