アドレスとは、銀行の口座番号のようなものであり、暗号資産(仮想通貨)を利用するにあたって必要不可欠な存在です。27~34文字の英数字で構成されるアドレスは、QRコードで表示することもできます。
アドレスは公開鍵から生成され、送付元のアドレスの秘密鍵を知らないと送付することができない仕組みとなっています。また、公開鍵は秘密鍵によって作成され、アドレスから秘密鍵を導き出すことは不可能です。
暗号資産を送付する時に指定したアドレス宛に送付することで、そのアドレスに紐づけられたウォレットに入金されます。
アドレスが銀行の口座番号だとすれば、秘密鍵は暗証番号、ウォレットは口座そのものに例えられると言えるでしょう。
暗号資産の送付にあたり、アドレスは基本的に自分で入力する必要があります。その際、もし間違えたアドレスを入力して送付してしまうと、送付した暗号資産を取り戻すことは二度とできない可能性が非常に高いです。そのため、細心の注意を払って入力しなければなりません。なるべくコピー&ペーストやQRコードを活用することをおすすめします。
ポイント!
●銀行の口座番号のようなもので、27~34文字の英数字で構成される
●指定したアドレス宛に暗号資産を送付することで、そのアドレスに紐づけられたウォレットに入金される仕組み
●間違えたアドレスを入力して送付してしまうと、送付した暗号資産を取り戻すことは二度とできない可能性が非常に高い