Play to Earn(P2E)とは、日本語で「遊んで稼ぐ」という意味です。ブロックチェーン技術を利用したオンラインゲームをプレイすることで暗号資産(仮想通貨)やNFT(非代替性トークン)を手に入れ、それを法定通貨に換金することで利益につなげることができる仕組みとなっています。
ゲームの内容は様々ですが、ポケモンのような世界観でモンスターを育成し対戦させたり、スターウォーズのような世界観で宇宙空間での領土争いなどがあります。「遊んで稼ぐ」というパワーワードが話題を呼び、ゲームを楽しむことで資産を増やす仕組みは多くのユーザーの関心を引きました。
具体的には、ゲーム内のクエスト攻略や対戦での勝利、大会で入賞・上位にランクインすることによって報酬として暗号資産がもらえたり、キャラクターやアイテムをNFT化して市場で売買したり貸し出す(スカラーシップ制度)ことで暗号資産を稼ぐことができます。
ゲームをやり込めばやり込むほど報酬に繋がり収益化できるため、比較的多くの人が利益を得られる可能性が高いのが特徴ですが、もちろんデメリットがあることも忘れてはなりません。
デメリットとしてはまず、ゲームを始めるにあたって初期費用が高くなることが挙げられます。
無料でプレイできるゲームもありますが、収益化を狙うには手持ちの布陣を強くしなければ難しいのが現状です。それらを手に入れるにはキャラクターや強化アイテムのNFTを取引しなければならず、その価格は数万円~数十万円になります。
そして、様々な登録手続きを経て高い初期費用を投じたとしても、元を取れる保証はなく、暗号資産の市場価格は不安定なため収益も不安定になるので注意が必要です。
「Play to Earn」に対して、「Move to Earn(M2E)」はご存知でしょうか。
Move to Earnとは、日本語で「動いて稼ぐ」という意味です。つまり、現実世界で歩く・走るといった運動をすることで、暗号資産(仮想通貨)を稼ぐことができる仕組みとなっています。
デジタル化が進む昨今、世界的にコロナウィルスが蔓延したことも相まって人々の運動不足は深刻になっています。そんな中登場した「動いて稼ぐ」というプロジェクトは健康志向が上昇している今、最も注目を集めているのです。
・ブロックチェーン技術を利用したオンラインゲームをプレイすることで、暗号資産(仮想通貨)を稼ぐことができる仕組み
・比較的多くの人が利益を得られる可能性が高い
・他の投資システムと同様、常にリスクがあることを視野に入れておかなければならない